今回も自家現像ネタです。今回の変更点としては
・現像液にビタミンCだけでなく、インスタントコーヒーも併用
・ダークレスでなく現像タンクを使用
・それに伴い、液量、現像時間を変更
こんな所です。
●薬品
現像液(300ml)
・炭酸ナトリウム(焼き重曹) 16g
・ビタミンC 5g
・インスタントコーヒー 12g
・水
定着液(300ml)
・チオ硫酸ナトリウム(ハイポ) 75g
・水
水切り材
・富士ドライウェル 少量
・水 500ml
●現像手順
・現像液、定着液をそれぞれ水に溶いて別容器に作成。
・それぞれ20℃に調整する。
・現像タンクにフィルムを装填する。
・現像液をタンクに入れて15分処理する。はじめの1分は連続攪拌。後は1分おきに10秒攪拌。
・現像液を捨てて、水でタンクを満たしてから1分攪拌(停止処理)
・定着液を入れて10分処理する。はじめの1分は連続攪拌。後は1分おきに10秒攪拌。
・その後流水で10分水洗い
・リールが入る位の容器に水とドライウェルを少量入れて1分(フィルム表面の気泡が付いていないか確認する)
・リールからフィルムを外して、つるして乾燥
・6コマづつ切り離して終了
初めて現像タンクを使用しての現像になるが、薬品自体の調合はインスタントコーヒーを加えたくらい。(もう少しきちんとしたレシピだと「ブロムカリ」を加えるらしいが、今回は見送った。無い状態での結果を見たかったのと、ダークレス現像の時にも入れてなかったので何とかなるかなぁと。)案の定画像が浮かび上がってたので一安心である。
それと、ダークレスを使用するときに32枚撮りフィルムを使用するときは熟練が必要らしく難しくなるのだが、現像タンクを使用すれば手順は一緒なので気を遣わなくていいのも魅力。
現像ムラが今回はほとんど見受けられなかったが全体的にダーク寄りだった。(オイラ的に許容範囲内ですが)現像時間の問題?ブロムカリ入れなかったから?そもそも写真の撮り方に問題がある?もう少し情報が必要である。
でもまぁ今回の実験がモノクロフィルムの自家現像手順の基準になるかな。特別な薬品を購入しないでもキッチンにある物&マ○モトキ○シにあるもので一通り現像処理が完了するのである。面白い。(^^)
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